葬儀について解説します。

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葬儀とは

お坊さん

葬儀とは一般にお葬式とも言いますが、正確には「葬送儀礼(そうそうぎれい)」と言い、亡くなられた方の冥福を祈り、別れを告げる儀式のことを言います。
仏教においては、葬送儀礼は弔い上げまで数十年続き、神道においては神葬祭と呼ばれ五十年祭、もしくは百年祭まで続きます。
キリスト教においては供養という概念はなく、葬儀においては追悼といいます。 カトリックは死後三日目、七日目、三十日目、毎年の命日、十年、二十年の区切りなどに追悼ミサを行います。 プロテスタントは亡くなられた日を召天記念日といい、没後7~10日後、1ヵ月、1年目、3年目などに召天記念式の集いを行います。         

葬儀を行う意義としましては、以下のことがあげられます。

社会的処理

社会にその人の死を告知します。公的機関への手続きや相続などの処理も含まれます。       

遺体の処理

腐敗が進行するので、衛生的な面と故人の尊厳を守る為にも、土葬や火葬といった手段で処理を行います。             

悲観の処理

死別の悲しみは抑制するのではなく、表出させ悲しむ事によって癒されていくものです。遺族が死を受け止め、悲しみを整理し、喪失の事実を受け入れて行く為の第一歩になります。

宗教的・文化的処理

死者を「この世」から「あの世」へ送り出す宗教的儀式です。これにより死者と残された者との間に心的に新たな関係を作り出し、心の切り替えを担います。  

教育的役割

生あるものはいずれ必ず死ぬということを教えてくれます。命の重さ・大切さを改めて知る場でもあり、死の事実から生の大切さを再確認させられます。

葬送儀礼は一定のかたちはあるものの、地域や宗教・宗派、時代の流れによりその価値観は移り変わりますからこうしなくてはという決まった形はありません。誰もが大切な人の死を受け止め、その真実から回復していく為には必要な儀礼といえるのではないのでしょうか。


通夜・葬儀・葬式・告別式の違い
通夜、葬儀、葬式、告別式と、普段同じような意味で何気なく使っている言葉ですが、厳密にいうとそれぞれ意味が違います。
通夜は本来は血縁関係といった故人と親密な関係にあった人のみが参列するものです。
葬儀は看取り~納棺~通夜~葬儀~告別式~火葬~納骨~四十九日などと続く、故人の魂を死後の世界へ送るための宗教的な儀式であり、遺族や親族が行います。
お葬式は通夜、葬儀、告別式の総称の事です。さらに細かくいうと、葬儀・告別式において遺族や親族がお焼香をするまでは葬儀であり、友人・知人がお焼香をする時点からは告別式となります。普段はお葬式と総称して呼んでいますが、このような分類に分かれていることを知っておくことは必要な認識です。
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