15年の改定した相続税について
2015年から相続税の改定があり、対象の人が相当増えることになります。
必要最低限は知っておきたいことですのでまとめていきます。
特に大都市の一軒家やマンションを所有している家族は対象になりがちです。
基本3000万円+相続人数×600万円になります。
父親が亡くなった場合、母一人、子供一人では4200万円、子供二人であれば4800万円になります。
所有の家があるときはその評価額に父親の預貯金などを足すことになりますので、大都市では土地の評価などで30坪でも3000万の価値があることは特別ではありません。
東京都内ではその価値だけでも5000万を超えることも多くありますので対象者は多くなります。
多くの人が困るのですが、家は現金ではないので相続人に平等に分けられないので早いうちに想定しておくことが大事です。まずは現状把握が先決ですので皆が元気なうちに聞いておくことです。
生前贈与などうまく活用したいです。子供が家を買う時などに贈与700万円まで非課税になる「住宅資金贈与の特例」など現金も贈与できますので上手く使いたいところです。
株式などはいい時があれば生前時に売却なども検討しておくとよさそうです。
生命保険については受取人の所有になりますので相続税の対象外です。
金額が大きいときは所得税の対象になるので別の話になります。