初めての大きな手術での経験
健康が自慢な自分でしたが大きな手術をした経験があります。それでも病気ではなく骨折なのでたいそれたことではないのでしょう。それでも自分の中では大変でした。
ことは足首の疲労骨折でしたがそれはほっておいても大丈夫なレベルの物でした。しかし転んだ拍子にそこ以外のところも欠けてしまい捻挫の数倍もの痛みとハレがおこり病院に駆け込みました。
減れが引いたころにスポーツ系の怪我に強いお医者さんにかかりオペをすることになりました。初めての全身麻酔、かけた部分を取り出して腰の大きな骨の場所から必要だけくりぬいて足首に植骨するというものです。骨に変わる人工物もあるそうですが自分の骨のほうが最終的に直りがいいそうです。前日の昼には入院して検査。晩御飯抜きと不安は一杯でした。同室のすべにオペ済みの患者さんからそんなに心配しなくていいよ、事故とかでいきなり入院でなく準備万端で手術もするから問題も少ないとの話も、なるほどお医者さんとしてもさあ予定どおりやりますかと思ってはじめればトラブルも少ないでしょう。
それでも恥ずかしながら不安で夜中まで眠れなくて起きていました。
朝10時ごろには始まりました。テレビで見るようなオペ室に連れて行かれるときはなんともいえない気持ちです。腰にブスっと麻酔の注射をうたれて結構な痛みだなと思っているうちに意識はなくなりました。
熟睡状態ですのでまったく記憶はありません。2時間程度で終わったようで部屋に戻るときに何度も呼びかけられたりして起こされました。そのときは熟睡しているので真夜中にいきなり起こされる感じでなんで起こすんだと思いました。どうも麻酔が効きすぎたり残ったりしないように早めに起こすのは普通のことだそうです。
部屋に戻って意識もうろうの中、お医者さんがやってきて成功だから安心して休んでねといわれて嬉しかった記憶があります。そのときはもう大丈夫だといっぺんに力が抜けました。
しかし辛いのはその後でした。麻酔が切れてきたえあろう何時間後に激しい吐き気と痛みがきました。生まれて初めて苦しいとはこういうことなんだと感じました。お水を沢山飲んだほうが良いといわれましたがなかなか飲みたくもありません。そのまま夜まで続き眠きなってきてうとうとして眠ると足が動くたびに激痛で起きてしまいます。
看護婦さんが1時間おきに見回りに来てはやく寝てくださいねといわれても。そして夜中の3時ごろにそんなに痛いなら痛み止め打ちましょうかとなり座薬をしてもらいました。
30分もしたら痛みも治まって朝まで寝れて朝起きたときは一回り吐き気や痛みも治まりました。看護婦さんにそんなに我慢しなくて言ってくれれば良かったのにと言われましたが、大丈夫?と聞かれてダメとも言いづらかったし痛み止めがあるなら最初からあると言っていてくれればと思いましたが・・。次回へ続く