宗教別の葬儀
日本には仏式葬儀、神式葬儀、キリスト教式葬儀、無宗教式葬儀など様々なタイプの葬儀が混在しています。宗教に対しても海外と比べるとそこまで信仰心の篤くない人が多いですよね。これは日本人独特の宗教観によるものであり、日本では宗教は生活や文化と密接につながりを持っているとし、宗教を宗教と捉えている人が少ないからではないか、と考えられます。
子供が生まれば神社へお参りをし、クリスマスを祝い、お正月は神社やお寺へ参拝し、結婚式はチャペルで挙げ、お葬式はお寺で…など海外から見ればこの多神教ぶりははちゃめちゃなのかもしれませんが、これが日常にしみついており、生活の一部となっているのです。宗教と文化の境界線が曖昧なのかもしれません。日本で暮らしていればこれが不思議なことなんて考ることもないですけどね。
それでも亡くなれば大半の日本人は仏式で葬儀を行うわけですし、その他様々な葬儀へ出席することもあるでしょうから、ここで各宗教別に葬儀やその流れなどを見ておきましょう。